オルソケラトロジー
オルケソラトロジーはギリシャ語です。それぞれの単語には「オルソ(Ortho)=矯正」、「ケラト(kerato)=角膜」、「ロジー(logy)=学問」という意味があり、その語源のとおり角膜を矯正することにより視力の回復をはかる方法のことです。
特殊な高酸素透過性ハードコンタクトレンズを眠っている間だけ装用することにより、角膜の形状を矯正させ正常な形に戻し、屈折異常による視力低下を回復させる方法です。
角膜はやわらかく新陳代謝がとても活発なので、形状も変わりやすい組織です。ですから、特殊コンタクトを装用しコルセットのように角膜の形を正常な形状にクセづけすることにより、いずれは裸眼で1日中過ごせるようになるのです。
近視手術のように角膜にメスを入れたりレーザーで削ったりするものではないので、治療用の特殊コンタクトの使用を中止すれば、角膜はもとの状態に戻ることからリスクの少ない治療法であるといわれています。ただし、逆をいえば、就寝時だけとはいえ、継続的な治療用コンタクトの装用が必要であるということなので、そのあたりを考慮にいれる必要がありそうです。
メリット
- 年齢に制限がなく、子供からお年寄りの方まで幅広く使用できる。特に子供の場合、角膜がまだやわらかいので装用効果は大きい。
- 夜寝ているあいだだけコンタクトを装用すればOKなので、昼間は裸眼で過ごすことができる。
- 特に18歳未満の成長途中にある人の場合、近視の進行を抑制することができる。
- 手術をする必要がない。
- 視力制限がある職業(パイロット・消防士・自衛官)の方でも裸眼として通用する。
デメリット
- 保険の適用外となるため、費用が高い。
- 強度の近視や乱視の場合は使用できない。
- 毎日のレンズのケアが必要であり、扱いが面倒。
- 睡眠時間が短い場合、装用時間も短くなるので効果が十分にえられないことがある。
費用
- 両眼で20万~30万程度。
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