物が見えるしくみとは

日常生活を行う上で「眼がよくみえる」状態と「眼がよくみえない」状態とでは、眼がよく見えない状態の方が色々な場面で多くの不便を感じるものです。
眼がよく見えない状態になってしまったら、普通はメガネやコンタクトで視力を矯正したり、レーシック(近視手術)などで視力の回復をはかることになるわけですが、ここで、わたし達の眼はどうやって物が見えているのか、そのしくみについて説明しておきましょう。
 
 
眼の構造

目のしくみを理解するには、カメラの構造を考えてみるとわかりやすいでしょう。カメラのレンズにあたる部分がヒトの目でいうと「角膜」と「水晶体」にあたります。そして、絞りの役割を「虹彩(黒目の部分)」が行い、フィルムの役割をするのが「網膜」です。

これを段階をおって説明すると、

  1. 物から反射された光が網膜に到達します。
  2. 到達した光は屈折して角膜を通過し水晶体まで到達します。
  3. 眼にある毛様体という筋肉の働きにより、水晶体の厚みを変えることによって屈折力を調整します。
  4. 屈折された光はさらに硝子体を通過して網膜に収束され、網膜にある視細胞の悍体と錐体が明るさと色を認識して電気信号に変換します。
  5. 変換された電気信号が視神経を経て脳へ送られます。そこで、実際に見えているような映像として認識されます。


視力の低下

この「角膜」「水晶体」「虹彩」「網膜」の働きが正常に機能しなくなった場合、視力の低下がおこるわけですが、これは、白内障などの疾患を除き上記過程の2と3の光が屈折するときの異常によって起こります。

基本的には角膜というのは変形をしないので、屈折異常が起こるのはほとんどの場合水晶体が原因となります。

毛様体が伸縮することにより水晶体の厚みが変化するのですが、この厚みを調整する機能が正常に働かなくなったために光の屈折異常がおこるのです。

ですから、視力を回復させるということは、毛様体を鍛えることによって水晶体の調節機能を回復させるということになります。
ここでも紹介しているように、毛様体を鍛えるための視力回復トレーニングなども色々提唱されていますが、テレビやパソコン、テレビゲームなどで眼を酷使する現代の日常生活においては、その方法だけで視力を回復させることは困難であるといえるでしょう。

そのために、メガネやコンタクト、レーシックなどの手術により屈折異常を矯正して視力の回復を行うのが一般的となっています。

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